目が不自由な人と楽しく町を歩くために
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2023年03月08日
3月3日に、『目の不自由な人と楽しく歩くために』の研修を行いました。
桜の園には、歩行訓練士(視覚障がいのある方に対して自立支援を行う専門職)の資格を
有している職員がいるで、講師をお願いしました。
説明を聞いた後、2人組を作り、誘導する人と目が不自由な人の役に分かれて歩いてみました。
目隠しをして歩いた職員は、「見えないと不安で、すごく怖い。」
「わかっている場所であるけれど、どこを歩いているかわからない。」
「目が見えない分、空気の温度に敏感になる。ちょっとした温度が分かる。」
などなど、口にしていました。
又、白杖を使用して歩いた職員は、
「自分が歩いた距離と、実際の距離にずれがあった。」
との感想がありました。
歩いた後に、講師から、
・つい心配になり、後ろを向きがちであるが、ガイドは前を向いて安全を確保した方が良い。
・目が不自由な方は、肘から情報を読み取るので、腕に力が入ると緊張が伝わってしまう。
・横歩きはしない方が良い。
などなど、アドバイスをいただきました。
街中で、目が不自由な方が困っている時に、さっと手助けできる人になりたいですね。